「気持ちがでかいなと思ったのは…」日本ハムの新星、19歳右腕は何が凄い?球界OBの考察 「ダルビッシュ、大谷に通じるものがある」
日ハムドラ1ルーキー、柴田の圧巻投球に注目が高まっている(C)産経新聞社
パ・リーグ首位を走る日本ハムでは強固な先発陣で知られる中、また期待の新星が出てきたことも話題を呼んでいる。
後半戦開幕となった26日のロッテ戦(エスコンF)にプロ初先発となったのは二刀流ドラフト1位ルーキーの柴田獅子(れお)。高卒1年目、初の本拠地マウンドに上がった柴田はプロ初登板初先発で3回39球を投げて、無安打、無四球、3奪三振、無失点と鮮烈なデビューを飾った。
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注目の初球は151キロを記録。1番の藤原恭大を左飛に打ち取ると、2番手、寺地隆成にも初球に153キロをマークするなど、初回は全8球を直球勝負、すべて150キロ超えの圧巻投球に本拠地ファンもどよめきが起きた。
来場者には「観戦証明書」が配布され、今季最多3万5024人が見届けた大舞台で3回無安打無失点の完全投球と、大物ぶりを示した。
ドラ1柴田のパフォーマンスをめぐっては球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は27日に自身のYouTubeチャンネルに「【プロ野球解説】日本ハムドラ1柴田獅子が完全投球「投手として1番大切なものがある!!」阪神が3安打もDeNAに勝つ「まさかのお見合い…」巨人リチャードに勝ち越し「最高のスタート」楽天宗山に見えた変化?」と題した動画を更新。週末に行われた各球団の戦いぶりを振り返るとともに鮮烈なデビューを飾った柴田のピッチング、潜在能力に関して独自の考察を加えている。
高木氏が19歳歳右腕にまず注目したというのはプロ初登板に向かう表情だった。
「この子は気持ちがでかいなと思ったのは、いざマウンドに呼ばれるまで終始笑顔、リラックスしている」様子が目に留まったとした。
その上で記念すべき第1球も「何の力みもない それが151キロ 次のバッター153キロ、凄いなと」舌を巻く。






