「オオタニに匹敵する存在」韓国代表ソン・フンミンの衝撃的な“米上陸”に母国紙も驚嘆! 大谷翔平との比較論も展開
ロサンゼルスを舞台に戦うことになる大谷とソン・フンミン(C)Getty Images
韓国スポーツ界きってのスーパースターが、新天地として求めたのは、華ある舞台、ロサンゼルスだった。
現地時間8月6日、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCは、トッテナムから韓国代表FWのソン・フンミンを獲得したことを正式発表した。詳細などは明かされていないものの、米スポーツ専門局『ESPN』などによれば、移籍金はMLS記録を更新する2600万ドル(約38億円)で、基本的な契約年数は2027年までで、2028年の契約延長オプションと、2029年6月までとなる追加オプションが付随する。
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まさにエポックメーキングな契約となった。現在33歳のソン・フンミンは、2015年夏から今夏まで約10年間にわたってトッテナムでプレー。21-22シーズンにアジア人として初めてプレミアリーグの得点王に輝くなどセンセーショナルな活躍を続け、2シーズン前からはチームキャプテンとして、クラブの象徴的な存在となっていた。
トッテナムとは2006年6月までの契約を残していたソン・フンミンだったが、「新たな章を刻みたい」と移籍を決意。「彼を初めて見たのは2016年11月だ。その時から連れてくることが夢見てきたことだった」(クラブオーナーのベネット・ローゼンタール氏談)というロサンゼルスFCの熱烈なアプローチを受け、MLS行きを決めた。
現地時間8月6日に行われた会見で、「正直に言えば、ロサンゼルスFCへの移籍は最初の選択肢として考えていなかった」と明かしたソン・フンミンは、「だけど、ジョン(ソリングトン会長)から電話を受けた後に、考えは完全に変わった」と強調。「心が空っぽになるぐらいトッテナムに全てを捧げた。だから、自分には新しい章をスタートさせる必要があって、ロサンゼルス行きを選んだ」と移籍の理由を明かしている。
欧州でのプレーも選択肢として残されていたという中で、MLSでの新たな挑戦を決めたソン・フンミン。そんな韓国サッカー界の至宝の動静は国内メディアも大々的に報道されている。






