サマーブレイク中もF1ドライバー市場の議論が沸騰 危惧される角田裕毅の来季シート「もっともポジションが危うい存在」
角田の置かれた立場は厳しい。ここから巻き返しに期待だ(C)Getty Images
今季のF1は14戦まで消化し、現在は恒例のサマーブレイクを迎えている。今月下旬のオランダGPまで約3週間を残しているものの、各チーム、コース内外をめぐる話題は尽きない。シーズンも半ばを過ぎた現在、海外メディアによる、来季のシートや気になるドライバーの動向について、独自の見解が伝えられている。
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8月7日、米スポーツサイト『SBNATION』では、契約が今季限りとなっている各ドライバーに対し、現状を踏まえながら今後の去就を占っている。
同メディアは、メルセデスのジョージ・ラッセル、キミ・アントネッリ、アルピーヌのフランコ・コラピント、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、リアム・ローソン、レッドブルの角田裕毅の6人が2026年の契約が未確定であると説明。
それぞれのパフォーマンスなどを振り返っており、メルセデスのラッセル、アントネッリについては、「契約延長がいずれ発表される可能性が高い。休暇中に発表されるか、そうでなければその直後だろう」と予想する。噂に上がった、マックス・フェルスタッペン加入の可能性も低いと見込むとともに、「ラッセルの安定した成績とアントネッリの将来性を考えれば、メルセデスはこの2人を近い将来のラインナップに据えると見られている」と主張している。
続けて同メディアは、「レッドブル系3名」に言及。レーシングブルズの両ドライバーに対して、「現在最も有利なポジションにいる」と指摘。その上で、「ローソンはシーズン序盤の苦戦を乗り越え、レッドブルから降格された影響を払拭してきた。そしてハジャーは今季最高のルーキーとも評されており、ガブリエル・ボルトレートが後半戦で追い上げてきているものの、その評価は揺るがない」と綴っている。






