千賀滉大が「不名誉な記録を止めた」 不振のメッツ先発陣にわずかな光明 日本人右腕の力投が「希望をもたらした」

タグ: , , , 2025/8/15

勝ち負けはつかなかったが、千賀はこの試合で7つの三振を奪った(C)Getty Images

 シーズン後半戦でまだ勝ち星の無いメッツの千賀滉大が現地時間8月14日、本拠地でのブレーブス戦で先発登板。5回2/3を投げ2失点と好投するも、チームが3-4で敗れまたも8勝目はお預けとなった。だが、この日の内容は地元メディアより上々の評価が送られている。

【動画】冴えわたる“ゴーストフォーク” 米投球分析家も激賞した千賀滉大の圧巻奪三振ショー

 右太腿の故障から復帰を果たした先月以降、登板の度に打ち込まれるなど不安定な投球が続いていた千賀。このブレーブス戦でも初回からランナーを背負い、4回にはオジー・アルビーズにソロ本塁打を浴びるなど本調子とは言えない状態だったが、復帰後最長のイニング、球数93を投げゲームを作り、良い形で救援投手にバトンを繋いだ。特に、前回まで複数出していた四球はこの試合では1個にとどめ、7奪三振を記録。ストレート、スライダー、フォークなどそれぞれが決め球になり三振を奪うなど、シーズン前半の好調時に近いパフォーマンスを披露している。

 試合はシーソーゲームとなりメッツが最後に競り負けたため、千賀には勝敗がつかず。チームは今月7連敗を喫するなど大不振に陥っている中でも、千賀のピッチングは今後に向け期待を抱かせるに十分なものとなった。

 メッツ地元メディア『NEW YORK POST』でも、日本人右腕のこの日の内容をレポートしている。同メディアは、「最近の連敗続きの中でメッツが得られる明るい材料はほとんどなかったが、センガは苦しい先発陣にわずかな希望をもたらした」と報じた。前日までの5試合でメッツは先発投手がいずれも試合前半で降板していることから、「センガはメッツの先発投手として1週間ぶりに5回を投げ切った」などと説明。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム