超大型契約に期待外れの声 “大谷超え”の1147億円男が問われる真価「契約を結んだのは間違いだったと考える人すらいる」
開幕時の不振が尾を引き、今も「期待外れ」と評価されるソト(C)Getty Images
メジャーリーグのレギュラーシーズンも佳境を迎える中、昨オフに移籍市場を賑わせた男にふたたび注目が集まっている。メッツと北米スポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時のレート)の“超”巨額契約を結んだフアン・ソトだ。
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決して数字が大きく落ち込んでいるわけではない。開幕約2か月こそ打率.231、9本塁打、OPS.770、長打率.413と精彩を欠いたソトだったが、そこから徐々に復調。現地時間8月23日時点では打率.249ながら、32本塁打、76打点、21盗塁、OPS.883と数字も上向いている。
しかし、天文学的な契約規模がソトに対する「物足りない」というファンや一部メディアからの批判を生んでいる。元NFL選手で、現在はスポーツコメンテーターを務めるブーマー・アサイアソン氏が、米ラジオ局『WFAN Sports Radio』の番組内で「最高給の選手は、アーロン・ジャッジやショウヘイ・オオタニのようにチームを率いる模範を示さなければならない」と糾弾したほどだった。
もはやグラウンド上での立ち振る舞いもシビアに評価される。日夜メッツのあらゆる情報を発信する専門メディア『Rising Apple』は「ソトは比較的良いシーズンを送っていると言える」と指摘。あくまで数字上ではポジティブと評価しつつも、「期待通りには進んでいない」と断じている。






