国内FA戦線を球界OBが占う 1番人気は“阪神の顔” 同僚の34歳捕手の決断は?オリックス29歳右腕も「そこら中が欲しがる」
今オフの去就が注目される阪神・近本(左)と梅野(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
プロ野球のオフシーズンにおいて、大きな見所となっているのが、フリーエージェント(FA)権を取得した選手の決断だ。
そのFA戦線を、球界OBが占っている。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏が、8月26日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。今オフのFA市場を展望した。
【FA権取得】阪神近本がFA取得!『年俸5億以上の価値‼︎』梅野はどうする?争奪戦勃発!FA選手の現状を語る!
「大注目だな」と高木氏が最初に名前を挙げたのは、8月19日に国内FA権を取得した阪神のリードオフマン・近本光司だ。近本の最大の魅力は、そのずば抜けた安定感にある。今季はすでに、巨人・長嶋茂雄以来、史上2人目となるルーキーイヤーから7年連続130本以上の安打をマーク。怪我もほとんどなく、シーズンを通してグラウンドに立ち続けている。
「試合を休まないし、体のサイズは小さいかもしれないけど強さもある」と高木氏は近本のタフさを評価。さらに、1番打者として高い出塁率と勝負強さを両立させている点も買っている。
仮に近本がFA宣言すれば、大争奪戦は避けられないだろう。高木氏は「どこの球団も欲しいでしょ」と語り、巨人、中日、ヤクルト、DeNAといったセ・リーグのライバル球団だけでなく、パ・リーグも西武、ソフトバンクの名を挙げた。
超高額な契約が予想される。「年俸は5億はくだらない。それの4~5年(契約)。安定感が一番だよね。重宝されるよ」と近本の価値を分析した。






