佐々木朗希の拭えぬ不安 来季のマイナースタートを米メディアが提唱「短期の降格も検討すべき」
佐々木の今後については慎重な意見も聞かれる(C)Getty Images
右肩の不調により戦列を離れ、公式戦復帰を目指しているドジャースの佐々木朗希。今月にはようやく実戦登板に漕ぎつけ、2度、マイナーの試合でピッチングを行った。現地では、もう一度リハビリ登板を行い、その後、メジャーの舞台に戻るとも報じられている。だがそれ以外でも、日本人右腕が今後、ドジャースの一員としてプレーし続けるために、さらなる調整が必要との声も伝えられている。
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「右肩のインピンジメント症候群」のため5月上旬に負傷者リスト(IL)入りとなっていた佐々木は、シーズン終盤を迎え、メジャー復帰の可能性が囁かれるまでに回復。だが過去2回のマイナー登板では球速の低下がフォーカスされるなど、プレーオフ争いを演じているチームの戦力としては未知数だ。また、プレーヤーとして精神面の未熟さを指摘する反応もある中で、米メディア『FANSIDED Dodgers’ Way』では、長期的な視野における佐々木の育成について、持論を展開している。
同メディアは、2度行ったリハビリ登板の内容を踏まえ、「まずまずの兆しはあったものの、ササキはいまだ期待に応えられてはいない」と主張する。
また、ルーキーシーズンを振り返り、「不調のサインは春季キャンプの時点から見え始めており、ドジャースが彼をシーズン開幕からマイナーに置くのではないか、という疑問さえ出ていた」と説明。続けて、「結局それは選択されなかったが、もし今後のリハビリ登板が引き続き不安定なものに終わるようなら、2026年には再びその選択肢を検討せざるを得ないかもしれない」と見込んでいる。






