ジャッジが50発ローリーを「応援するつもりはない」 こだわるのは本塁打記録よりチームのポストシーズン 地元NY紙報じる
ジャッジ(左)はローリーに対して「応援するつもりはない」と地元紙に答えている(C)Getty Images
ヤンキースの誇り高き主将は、個人記録ではなく、チーム最優先の姿勢を貫く。
マリナーズのカル・ローリーが現地時間8月25日に、本拠地でのパドレス戦でソロ本塁打を放ち、両リーグ最速の50本塁打に到達した。ローリーは捕手としてのシーズン記録を塗り替え、スイッチヒッターとしての最多記録54発(1961年のミッキー・マントル)にも接近している。
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その一方、ヤンキースのアーロン・ジャッジは、右肘の屈筋腱損傷を抱えながらも、現在は指名打者として出場を続け、40本塁打をマーク。外野守備の準備は進めているが、復帰時期は未定となっている。
2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録のシーズン62本塁打に、どこまで迫れるかも注目されるローリーについて、ジャッジは次のように語っている。地元紙『New York Post』の取材に対して、「ローリーは素晴らしい選手で、このスポーツの偉大な代表でもある。彼の活躍を見るのは楽しいよ」と称賛の言葉を送った。
しかし、ジャッジはこうも続けている。「我々はワイルドカードや地区優勝を争っている。ヤンキース以外の誰かを応援するつもりはない」と強調し、あくまでチーム最優先の態度を明確にした。
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