菅野智之の7失点炎上「本当の問題は後ろの守備陣」 オ軍指揮官も擁護「守備がトモを支えられなかった」
菅菅野の大量失点は守備の乱れによる影響が大きかった(C)Getty Images
シーズン終盤、“オールドルーキー”にとって苦しいマウンドが続いている。
オリオールズの菅野智之が現地時間8月31日、敵地でのジャイアンツ戦に先発し、4回途中までに今季ワーストタイとなる7失点と炎上。前回のレッドソックス戦に続いての負け投手となり、7敗目を喫している。
初回、ラファエル・デバースにソロ本塁打を浴びビハインドを負う立ち上がりとなった菅野は、0-3のスコアで4イニング目を迎えるとさらに失点を重ねた。長短打6本を許し、0-7となったところで菅野は交代を告げられている。3回1/3と、悔しい今季最短での降板となった。
だが大量失点はマウンド上の日本人右腕の責任ばかりではなかった。4点を失った4回裏では、三塁手ジェレマイア・ジャクソンの悪送球や、左翼のダニエル・ジョンソンが外野フライを捕球できず2点を献上するなど、明らかな野手陣のミスも目立ち、そこからピンチが広がる結果に。また、2-13とオリオールズが大差で敗れたこのゲームについて、やはり守備面を敗因とする指摘も報じられている。
オリオールズ地元メディア『The Baltimore Banner』では、初回から失点した菅野に対し、「良い状態ではなかった」と評する一方で、「しかし本当の問題はスガノの投球というより、その後ろの守備陣だった」と振り返っている。
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