苦悩のシーズンを送る佐々木朗希 メジャー復帰の目途立たず ド軍専門サイトからも苦言「約束されたインパクトを残せていない」
佐々木は現地9日に5度目のマイナー登板を予定している(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が右肩不調により戦列を離れ、およそ4か月が経過した。「インピンジメント症候群」により5月中旬に負傷者リスト(IL)登録となり、現在はマイナーでのリハビリ登板を続けている。メジャー1年目のシーズンも終盤を迎え、公式戦復帰の目途は今なお立たないままだ。
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9月8日までにマイナーのゲームで4度投げながらも、打ち込まれるマウンドが続いている。佐々木の現在のパフォーマンスに対する、デーブ・ロバーツ監督による苦言も伝えられており、今後の起用法も定まらない状況だ。
今季、佐々木が記録した勝ち星はわずかに1つ。メジャー移籍時にはNo.1プロスペクトとも位置付けられたが、ポテンシャルの片りんも見えないままルーキーシーズンが終わりを迎えようとしている。
佐々木の現状には、ドジャース専門メディア『FANSIDED Dodgers’ Way』も複雑な反応を示している。9月8日に配信された特集記事では、MLB各球団により繰り広げられた、昨オフの佐々木をめぐっての“争奪戦”を振り返っており、「この若き怪物の決断を野球界全体が固唾をのんで待っていた。そして彼が予想通りLAに行き着いたとき、負け惜しみの声があちこちから飛び出し、『(ドジャースと)裏取引があったのではないか』といった非難まで巻き起こった」などと回想。






