再開初戦でマドリーに臨む久保建英 現地メディアは過去の“因縁”に注目「クボは居場所を見つけることができなかった」

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久保が古巣相手にどんなプレーを披露するか見ものだ(C)Getty Images

 インターナショナルウィークが明け、今週末よりラ・リーガも再開となり、各地で第4節が行われる。久保建英が所属するレアル・ソシエダは9月13日、ホームにレアル・マドリーを迎える。久保にとっては今季初となる古巣との一戦だ。

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 2019年6月にFC東京からレアル・マドリーへ移籍し話題を集めた久保は、ビッグクラブでのスペインデビューも期待されながら、加入シーズンよりレンタル先でプレー。その後も複数クラブを渡り歩くこととなり、結局、レアル・マドリーでの公式戦出場が無いまま、2022年夏にレアル・ソシエダへと移った。

 その後も、保有権などの関係からレアル・マドリー復帰も囁かれながら、久保は現所属クラブでプロとしてのキャリアを歩み続けている。今回の古巣との対戦を前に、現地メディアが過去の“因縁”にもフォーカスするなど、試合前にしてこの試合への注目度は高まる一方だ。

 レアル・マドリーの情報を扱う『Defensa Central』では久保に対し、「今回の対戦相手の中でも最も注目される選手の1人」と称しており、「日本人アタッカーは常に相手ディフェンスに脅威を与える存在であり、マドリーの守備陣も例外ではない」などの評価を送る。

 また、レアル・マドリー在籍時、レンタル先からの“帰還”が実現しなかった事実が、久保のこの試合へのモチベーションを高める理由であると説いており、「彼本来の才能をさらに際立たせることになるだろう」などと見通している。

 他にも、スポーツメディア『MUNDO DEPORTIVO』も9月11日配信の久保の特集記事において、「クボはサンティアゴ・ベルナベウで居場所を見つけることができなかった」と振り返っており、「マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと渡り歩いた道は、成長を加速させるどころかむしろ停滞させるようにも見えた」などと指摘。続けて、「最終的に安定を与えてくれたのはレアル・ソシエダであり、いまやチームの重要な存在となり、“白い巨人”では練習や親善試合で垣間見えるだけだった才能を存分に発揮している」と現在のパフォーマンスを称えている。

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