武居由樹、涙の王座陥落…技巧派メキシカンに初回ダウンから防戦一方で衝撃のTKO負け 実現が迫った天心戦は遠のく
メディナに敗れた武居(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
技巧派メキシカンが競り勝った。9月14日に名古屋・IGアリーナで実施されたWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦で、王者の武居由樹(大橋)は、WBO同級1位のクリスチャン・メディナ(メキシコ)と対戦。4回TKOで敗れ、王座陥落となった。
【動画】怒涛のラッシュで圧倒! 井上尚弥のカルデナス撃破シーンをチェック
サウジ進出、そして那須川天心(帝拳)との“決戦”に向け、注目が集まった武居だが、序盤にいきなり貰った一発ですべてが崩れた。初回に近接戦での打ち合いの中で、左フックの打ち終わりに死角から飛んできた右のフックを被弾したのだ。
すぐさま立ち上がって、ファイティングポーズをとった武居だったが、その後も駆け引き続きの攻防の中で、ややリーチで優るメディナの強打に苦戦。ジャブとフックのコンビネーションで応戦したが、決定打には至らない。
1 2






