“新たな”50-50到達で際立つ大谷翔平の異能 怪物スキーンズが語った対戦の難しさ「ショウヘイには一切のミスが許されない」
投打で異彩を放つ大谷(C)Getty Images
またも達成された“偉業”によって、大谷翔平(ドジャース)の偉才ぶりは際立った。
現地時間9月16日、本拠地でのフィリーズ戦に大谷は「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては5回(68球)を投げ、無安打、5奪三振の好投。一方で打者としては8回に50号ソロをマーク。これによって史上初となる「シーズン50-50(50本塁打&50奪三振)」の快記録を打ち立てた。
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かつて二刀流に挑戦していた“野球の神様”ベーブ・ルースでも成しえなかった金字塔を打ち立てた大谷。打者専任だった昨シーズンに打ち立てた「50-50(50本塁打&50盗塁)」とは異なる「50-50」は、彼が投打でいかに際立っているかの証左とも言えよう。
まさに「エースで4番」を体現する漫画の主人公のような“ヒーロー”の存在は、ライバルたちの心も刺激する。MLB公式ネット局『MLB Network』の番組のインタビューに応じたポール・スキーンズ(パイレーツ)は「ショウヘイは本当に素晴らしいよ」と語った。
かく言うスキーンズも今季の成績は投手として図抜けている。31先発で181.2イニングを投げ、10勝(10敗)。防御率2.03、WHIP0.96、奪三振率10.35と軒並みハイアベレージをマークし、球界を代表するエースとしての地位を確立しつつある。






