退職金は超破格の「159億円」とも レッドブルのホーナー前代表が正式退社「光栄なことで特権でもあった」
ホーナーはどんな形でサーキットに戻ってくるのか(C)Getty Images
レッドブルのチーム代表を更迭されたクリスチャン・ホーナー氏が9月21日付で正式に退社した。解任発表があったのは7月9日で、その後も身分上はチームに所属していた。
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『Daily Mail』や『The Times』といった英メディアによると、退職金として8000万ポンド(約159億円)が本人に支払われるという。一方、英テレビ局の『BBC』は5000万ポンドと報じている。ホーナー氏は2030年末までの雇用契約をチームと交わしていたが、契約満了時までに受け取るはずの金額よりも少ないという。
同氏はチームのウェブサイトを通じて「レッドブルレーシングを率いることは光栄なことで特権でもあった。2005年にチームをスタートさせた時、これからの道のり、チャンピオンシップ、レース、人々、そして数々の思い出を想像することは誰にもできなかった。チームとして記録を破り、誰も不可能だと信じていなかった高みに到達できたことを、私は心から誇りに思う」とコメントした。
昨年2月に女性従業員に対するセクシャルハラスメント疑惑が浮上し、法廷では罪に問われることはなかったが、チームの屋台骨を揺るがす事態にもなり、その後はマシン開発のリーダーだったエイドリアン・ニューウェイ氏ら主要人物が次々とチームを離脱。圧倒な速さを見せていたマシンも苦戦が目立ち、4連覇を果たしていたマックス・フェルスタッペンもマクラーレン勢に太刀打ちできないことも。






