今季最高順位を果たした角田裕毅、目指す表彰台への「課題」は?自身も認める”成長”がどう影響するか

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角田は6位入賞を果たすなど、アピールを続けている(C)Getty Images

 結果が伴わないレースに悩んできたレッドブルの角田裕毅が輝きを取り戻した。21日に行われたF1第17戦アゼルバイジャンGPでは今季自己ベストの6位入賞を果たした。来季のF1残留を巡っては価値あるレースとなり、F1デビューして5年目を迎え、精神面や技術面での成長を指摘する意見がメディアでも目立つようになった。

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 F1ニュースウェブサイトの「Planet F1」はレッドブルでアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏がアルファタウリ(現レーシングブルズ)時代の大きな欠点として気の短さを挙げ、「彼は何にも気にせず、とても感情的なんだ。コーナリング時に悪態をついたり罵倒したりするのは良くない」と指摘し、「『クソったれの車だ!』みたいなフィードバックをしてもエンジニアは何もできない。マシンが正確にどういう状況かを把握させる必要がある」と改善を促していた。

レッドブルに移籍後は苦戦は続いていたものの、一皮むけた走りはできてきた。角田は動画配信サイトのダゾーンの取材で「4年前と比べて自制心を向上させることができた。性格の面で成長できたし、落ち着きも増したし、コーナーで少しずつ差を縮めることもできた」と指摘。「4年前なら無線で大声で『やるぞ』と言っていたと思う」と自ら成長ぶりを語った。

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