阪神一筋16年、33歳内野手の引退発表にファン反応 不屈のバットマン「最後までフルスイングを楽しみにしてます!」「たくさんの勇気と感動と興奮を本当にありがとうございました」
原口は阪神一筋16年、近年は代打として勝負強い打撃でチームを支えた(C)産経新聞社
阪神の原口文仁が今季限りで現役を引退することが分かった。
自身のSNSを9月29日に更新。「ご報告」と題して、「今シーズンをもって現役を引退します」と投稿。「支えてくださったファンの皆様、球団、仲間、家族に心から感謝します。応援ありがとうございました。次のステージで、野球と社会に恩返ししていきます。」と記している。
帝京高から2009年ドラフト6位で捕手として入団。12年オフには育成契約となったが、16年には再び支配下に復帰。
育成の時期も長かったが、徐々に「代打の切り札」として頭角を現していく。18年には、桧山進次郎氏に並ぶ球団タイ記録のシーズン代打安打「23」をマーク。勝負強い打撃でファンの支持を集めた。
19年1月には大腸がんを公表。治療を経て復帰、近年では23年のリーグ優勝、日本一達成時に試合前円陣で「バモス!!(さあ、行こうという意味のスペイン語)」とナインを盛り立て、チームを支えたことも。
昨オフには国内FA権を行使。結局は残留を決断したが、今季は開幕1軍も、代打として結果を残せず4月中旬に降格。
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