なぜ井上中日は今季もBクラスに沈んだのか 球界OBの考察「生活を賭けてない選手が多い、生活感が匂ってこない」
井上監督率いる中日は5年連続のBクラスとなった(C)産経新聞社
いよいよレギュラーシーズンも終盤、各球団、戦力外通告の選手も続々と出てくるなど、来季の編成を見据えての動きも着々と進んでいる。
順位も確定する中、上位浮上を目指して戦った井上一樹監督率いる中日は今季もAクラスに手が届かなかった。
【中日】『はっきり言うけど〇〇が足りない‼︎』技術より必要なことがある‼︎秋季キャンプに向けて今必要なことを語ります!
9月29日時点で63勝76敗(2分け)の勝率.453で4位。新戦力となったジェイソン・ボスラー、途中加入のマイケル・チェイビスの長打力も一時注目されたが、総合力の点で首位の阪神に及ばず。一時はCSにも手が届きそうな戦いぶりを示していたが、最後に力尽きた。
今季の中日の内容に関しては球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は9月28日までに自身のYouTubeチャンネルに「【中日】『はっきり言うけど〇〇が足りない!!』技術より必要なことがある!!秋季キャンプに向けて今必要なことを語ります!」と題した動画を更新。今季の中日の戦いぶり、また今後必要なポイントについて独自の考察を加えている。
高木氏は今季の中日の戦いについて「どういう目標をやっていたかというのも大事なこと」とコメント。また来年は球団創設90周年の節目とあって、本拠地バンテリンドームに「ホームランウイング」が設置されることが発表されている。
この点に関して「来年球場が大きく変わるよね」としながら、「今までのピッチャーの考えだと抑えられなくなる」と警鐘を鳴らした。






