異次元の「55-62」を生んだ大谷翔平は何が凄いのか? 元同僚の米解説が称えた“規格外の目標達成能力”「自分が望むどんな選手にもなれる」
規格外の活躍を披露し続けた大谷(C)Getty Images
不安の中で再始動した投打二刀流は、観る者を驚嘆させた。
現地時間9月28日にメジャーリーグはレギュラーシーズンの全日程が終了。今年6月に投手として実戦復帰を果たした大谷翔平(ドジャース)は、打者としてリーグ“7冠”を達成。メスを入れた右肘のコンディションに懸念もあった投手としては14先発のスモールサンプルながら、防御率2.87、奪三振率11.87とエース級の数字を残した。
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前人未到の「55-62(55本塁打、62奪三振)」を叩き出し、目に見える形で開幕前の不安を吹き飛ばした大谷。もはや「できないことは何もない」とすら思えてくる異次元のパフォーマンスは、MLBの酸いも甘いも知るOB解説者たちも舌を巻く。
MLB公式ネット局『MLB Network』でコメンタリーを務める元ヤンキースのクリス・ヤング氏は、「今年も彼がMVPを手にすることは純然たる事実だろう」と強調。大谷の才覚が球界随一であると訴えた上で、「オオタニに関して私が何よりも感動させられるのは、彼が自分の望むどんな選手にもなれるということだ」と指摘した。
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