ダルビッシュ有の進退にも影響か 「精神的にも肉体的にも感情的にも深刻な負担」パドレス監督が契約2年残して電撃辞任
契約期間を2年残して辞任を発表したパドレス・シルト監督(C)Getty Images
パドレスは現地時間10月13日にマイク・シルト監督が辞任したと発表した。MLB公式サイトなどによると、同11日に本人から球団に申し出たという。昨オフに2027年シーズンまで契約を延長しており、2年の期間を残しての電撃辞任となった。
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米スポーツ専門局『ESPN』は「パドレスのマイク・シルト監督が辞任、『過酷な負担』を理由に」と題した記事を配信。シルト監督の「過酷な戦いが、精神的にも肉体的にも感情的にも深刻な負担をかけた」という談話を紹介した。
シルト氏は2018~21年までカージナルスを指揮し、24年からパドレスの指揮を執った。昨季93勝69敗、今季90勝72敗でチームを2年連続のポストシーズンに導いた。
『ESPN』は地元紙に寄せたシルト氏の声明を掲載。「常に他者に尽くすことを最優先してきましたが、自分自身の世話をして、私の意思で退く時が来ました」「究極の目標には届きませんでしたが、選手、スタッフ、そしてチームがこの2シーズンで成し遂げたことを誇りに思います」を振り返っている。
AJプレラーGMは、シルト氏の2年間の功績に感謝した上で、「新監督の人選は、2026年にワールドシリーズ優勝を目指すという目標のもと、直ちに始める」と語っているという。






