新庄ハムをNHK解説「やりたい放題」 23歳遊撃手が初回から負傷交代も大量リード 2ランスクイズも敢行
日本ハムは5回に田宮(左)のスクイズで6点目を入れた(C)産経新聞社
「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ(S)の第5戦が、10月19日にみずほPayPayドームで行われ、2位・日本ハムがリーグ王者のソフトバンクに対して、6回終了時で7-0と大量リードしている。
【動画】得点は1点のみも…大一番で敢行した日本ハムの2ランスクイズを見る
波乱の立ち上がりだった。初回裏の守備。一死から一塁走者のソフトバンク・周東佑京が二盗を試みた際、ベースカバーに入った23歳ルーキーの遊撃・山縣秀が交錯。地面に付けた左膝に周東のスパイクが入った。山縣は倒れ込み、そのまま担架でベンチ裏に搬送された。
中継した『NHK-BS』で解説を務めた元ヤクルトの宮本慎也氏は、「お互いに必死のプレー。仕方ない部分もありますけど…」としながらも「今の(二塁ベースへの)入り方だと危ない。あの辺の対応は、これから覚えていかないと」と注文を付けた。日本ハムは山縣に代わって出場した石井一成が二塁、水野達稀が遊撃に回った。
それでも、第3戦、第4戦と長打で打点を挙げていた山縣の穴をチーム全体でカバーした。打線は4回に無死満塁の絶好機を作ると、清宮幸太郎の一ゴロの間に先制。さらに、田宮裕涼の左犠飛、矢澤宏太の適時二塁打で、この回3点だ。
1 2






