「巨人とか行ったら面白いかも」4番不在の来季、阿部巨人が狙うべき戦力は? 球界OBは元阪神25歳、右のロマン砲を推薦「岡田監督が抜擢してね、野口いいよって」
阪神育成出身の野口は右の長距離砲としてブレイクが期待されていた(C)産経新聞社
巨人の主砲、岡本和真が海を渡ることが決まった。
巨人は10月22日に会見を開き、ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認すると発表した。
【セリーグ編】第1次戦力外選手が確定!高木豊GMなら誰を獲得するのか?可能性をがある選手をピックアップ!【プロ野球】
NPB通算248本塁打を放った日本球界きってのスラッガーをめぐってはすでにメジャー球界でも熱視線を浴びているだけに、争奪戦必至となりそうだ。
一方、阿部慎之助監督就任3年目となる来季はV奪回が至上命題となる中、打線の上積みが求められそうだ。
今季のチームではキャリアハイの11本塁打を放ったリチャードや、同じくキャリアハイの7本塁打をマークした中山礼都、契約延長が望まれるトレイ・キャベッジが17本塁打とパフォーマンスを残したが、さらにチーム内に長打力を持つ選手が増えることが求められる。
戦力補強においてはすでに各球団の戦力外通告も進む中、再生を図れる選手を見つけられるかも大事となりそうだ。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10月21日に自身のYouTubeチャンネルに「【セリーグ編】第一次戦力外選手が確定!高木豊GMなら誰を獲得するのか?可能性がある選手をピックアップ!【プロ野球】」と題した動画を更新。ここまで戦力外通告を受けたセ・リーグの選手の中で、まだまだやれると見込んだ選手を独自の視点で語っている。
まずは優勝球団の阪神からピックアップしたのは「直球破壊王子」の異名も持つ渡辺諒だった。
2013年ドラフト1位で日本ハムに入団、22年オフにトレードで阪神に移籍すると2024年シーズンは67試合に出場、打率.260、2本塁打、11打点と存在感を示した。今季は22試合出場にとどまった。
渡辺に関して高木氏は「まっすぐに速いというのは非常に魅力的だし、衰えとともに直球が打てなくなる選手もいる中で、元々打てる あとは変化球にどう対応するか」と話した。
「出場機会がある程度もらえれば、ブランクをどうカバーしていくかというのはあるけど、できる気はする」と今後も活躍の機会はあると見る。
役割としては「右の代打とかもそうだし」「ヤクルトなんかも セカンドもサードもできるし うってつけかなと思う」とフィットする球団についても語った。






