「首位打者に代打…勝負の流れを引き寄せた」日本一ソフトバンク逆転の転機 球界OB称賛「野球が厳しかった」【日本シリーズ】

タグ: , , , , 2025/10/31

5年ぶりの日本一に輝き、胴上げされるソフトバンク・小久保監督(C)産経新聞社

「SMBC日本シリーズ2025」の第5戦が10月30日に甲子園で行われ、ソフトバンクが延長11回の末、3-2で阪神に逆転勝ち。初戦を落としてから怒涛の4連勝。通算成績4勝1敗で、5年ぶり12度目の日本一に輝いた。

【速報】福岡ソフトバンクホークスが5年ぶり日本一を達成!阪神が苦しんだ…『最大の分岐点は…』藤川阪神と小久保監督は何が違ったのか…速報でお伝えします!

 終盤に底力を発揮した。2点を追う8回。一死一塁から1番・柳田悠岐が左翼ポール際に同点2ラン。レギュラーシーズン50試合連続無失点の日本記録更新中の阪神3番手・石井大智から放った値千金の一発だった。そして、11回は先頭の野村勇が決勝ソロを右翼席に叩き込み、勝負を決めた。

 劣勢を跳ね返したソフトバンクの強さを、球界OBはどう見たのか。現役時代は大洋(現DeNA)などで活躍し、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者を務める高木豊氏は試合後、自身のYouTubeチャンネルを更新。「流れが変わってきたのは7回」と指摘した。

「7回」は阪神2番手・及川雅貴から先頭の柳町達が中前安打。二死後、野村が四球を選んで一、二塁としてから、小久保裕紀監督はパ・リーグ首位打者の牧原大成を下げ、代打・近藤健介を送り込んだ。高木氏は「停滞ムードだったところで、一気に何か選手に火がついた感じがした」と分析した。

 結果はフルカウントから見逃し三振。「これは及川が最後に素晴らしい球を投げた。これは仕方ないと思う」とした上で「この場面で首位打者に変えて近藤を持ってきたという小久保監督の執念。ここが勝負の流れを引き寄せるきっかけになったと思うんだよね」と論じた。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム