山本由伸が証明する“史上最高額の価値” 2年前に懐疑論を飛ばした元MLB戦士も謝罪「俺の見方は間違っていた。本当に、本当に素晴らしい」

タグ: , , , 2025/11/1

ピンチをしのぎきり、笑みを浮かべる山本(C)Getty Images

 現球界の投手史上最高契約を結んだ価値をふたたび証明した。

 現地時間10月31日に敵地で行われたブルージェイズでのワールドシリーズ第6戦で、ドジャースの山本由伸が先発登板。6回(96球)を投げ、5安打、6奪三振、1失点と好投。粘りの内容で流れを呼び込み、今ポストシーズン通算4勝目を挙げた。

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 この日も安定感を欠かなかった。立ち上がり2回をパーフェクトに抑えた山本は、3点の援護点を貰った3回裏のマウンドで、ジョージ・スプリンガーに中前適時打を打たれて1点を返されたが、後続はピシャリと封じた。

 一気に流れが傾きかけた場面を最少失点でしのいだ背番号18、以降も危なげなくブルージェイズ打線を翻弄。6回には二死無塁の局面からブラディミール・ゲレーロJr.に二塁打、そしてボー・ビシェットに四球を与えて、一打逆転のピンチを招いたが、相手5番ダルトン・バーショを146キロの鋭く落ちるスプリットで空振り三振に仕留めてお役御免となった。

 まさに歴史的なパフォーマンスが続いている。というのも、メジャーリーグのポストシーズンにおいて、3先発連続で、被安打5以下、失点1以下、与四球1以下、5奪三振以上の勝利投手は史上初の快挙なのである。無論、「勝利」は味方の援護があって成立するものだが、相手を支配している山本の投球内容は、23年12月に締結した12年総額3億2500万ドル(約495億円=当時のレート)の契約価値を存分に示していると言えよう。

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