「公平とは言えない」勝負を避ける“大谷対策”に反発! 大打者への申告敬遠に米記者が嘆き「あんなもの見たくはない」
申告敬遠で一塁へと赴く大谷(C)Getty Images
大谷翔平(ドジャース)に対する申告敬遠から決勝打は生まれた。
現地時間10月31日に行われたワールドシリーズ第6戦で、王手をかけられていたドジャースはブルージェイズに3-1で快勝。2シーズン連続での世界一に望みを繋いだ。
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緊張感の漂う攻防の中で、試合の流れを変えたのは、ひとつの判断だった。両軍がスコアレスで迎えた3回二死2塁で大谷が2打席目を迎えた場面で、ブルージェイズは申告敬遠を決断。強打を誇る偉才との勝負を避けたのだ。
ただ、結果的にこれが裏目に出る。二死1、2塁で続くウィル・スミスが左翼線へ適時二塁打を放って先取点を奪った。さらにムーキー・ベッツも2点適時打で続き、ドジャースが一挙に3点をもぎ取った。
もっとも、ブルージェイズベンチにとっては“必然的な判断”ではあった。というのも、大谷が2本塁打を含む4打席連続長打を放った第3戦では5打席目以降は5四球(4敬遠)と徹底的に勝負を避けて「打たせない」という対策を講じていた。
結果論とはいえ、二死であった状況を考えれば、同回の打席まで15打席連続無安打だった大谷とエース右腕ケビン・ガウスマンの真っ向勝負を選択しても良かったかもしれない。
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