「2週間前とは180度違う人生だよ」山本由伸以外で唯一のド軍WS勝利投手 第3戦4回0封の25歳右腕が大激闘を回顧
ワールドシリーズ第3戦で勝利投手となったドジャース・クライン(C)Getty Images
死闘での熱投が自らの人生を変えた。
ドジャース関連メディア『The Dodgers Bleed Los Podcast Network』が公式YouTubeチャンネルを現地時間11月8日までに更新し、ウィル・クラインのインタビューを公開。ブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦で、延長15回からの4イニングを無失点に封じた25歳右腕は、「もう2週間前とは180度違う人生だよ」と笑顔で振り返った。
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「いきなりロースター入りして、第3戦のあの展開があって…そこからすべてがひっくり返った。ロサンゼルスのみんなからのサポートも本当にありがたくて、ワールドシリーズの優勝を届けられたことが信じられない気分さ」
敵地での第1戦で1イニングを投げ「あれで緊張がほぐれたのも大きかった」という。それでも、延長18回の激闘となった第3戦は特別だった。「仲間がどんどんマウンドに出ていくのを見てて…(エドガルド)エンリケスが行った時点で『もう自分しか残ってない』って気づいたんだ」と回顧した。
そして、“最後の砦”として15回から声がかかった。「『自分が抑える番だ』って気持ちでロックインしたよ。考えてたのは『絶対に負けない』ってことだけ」。4イニングも、72球もキャリアハイ。首脳陣から「あとどのくらい行ける?」と尋ねられても「必要なだけ行ける」と答え続けた。






