「偉大さを理解していない」ア・リーグMVPにシアトルメディアから不満噴出 60発ローリーがジャッジに敗北「東海岸のメディアは見ていない」
MVPを射止めたのはジャッジ(右)だが、ローリーの活躍も確かに素晴らしいものだった(C)Getty Images
歴史的僅差での決着だ。
現地時間11月13日、全米野球記者協会(BBWAA)による各リーグの最優秀選手(MVP)が発表され、ア・リーグは、ヤンキースのアーロン・ジャッジが2年連続3度目の受賞を果たした。一方でマリナーズのカル・ローリーは惜しくも敗れ、シアトルメディアから強い不満の声が噴出している。
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今季ジャッジは打率.331(リーグ1位)、53本塁打(2位)、114打点(2位)、OPS1.145(1位)で初の首位打者に輝き、ローリーは打率.247(44位)、捕手史上初の60本塁打(1位)、125打点(1位)、OPS.948(3位)で二冠王に。投票結果は、ジャッジが1位票17、2位票13の355点、ローリーが1位票13、2位票17の335点だった。
この結果に怒りを爆発させているのは、元NFLシーホークスのブロック・ヒュアード氏だ。地元メディア『Seattle Sports』の公式Xを通じ、「プレーを見られない、観戦できない、偉大さを称えられない、歴史上かつてない偉業を評価できない、そんな時代はもうないと思っていた」と皮肉をぶつけている。
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