「最近、トレード価値を大きく上げている」吉田正尚にフィリーズ移籍案が浮上 “余剰戦力”から抜け出す好機か「この状況を活用すべき」
レッドソックスで出場機会が限られる吉田は新天地を求めるべきか(C)Getty Images
レッドソックスの吉田正尚はメジャー3年目の今季、前年の右肩手術の影響により、公式戦出場が7月と大きく出遅れた。その後は指名打者として55試合に出場。シーズン終盤には安打を量産、勝負強さも発揮し、プレーオフ出場を後押しする存在となった。だが、今オフシーズンもトレード要員としての位置付けられており、しばしば、他球団の獲得候補に名前が挙がっている。
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レッドソックスでは外野手の層の厚さから、ここ2シーズン、守備でのプレーが制限されている吉田。さらに、打撃でも相手チームで右投手が登板したケースで打席に立つことがほとんどであり、常時出場がままならなかった。
そして現地の評判では、来季もチーム内での序列は変わらないと見通す声が少なくない。引き続き、レッドソックスでの厳しい立場が予想される中、その一方では、吉田のトレード先として最適なチーム名も報じられているようだ。米メディア『heavy』が11月25日配信の特集記事において、フィリーズに対し吉田を獲得すべきと訴えている。
フィリーズは今オフ、ハリソン・ベイダーがFAとなり、また、ニック・カステヤノスが球団との関係悪化により解雇が有力視されていることから、外野手補強に動くことが予想されている。現在のチーム事情から同メディアは、吉田について「フィラデルフィアに迎える可能性が示されている」と獲得候補の1人であると説明。






