中日助っ人、ウォルターズ自由契約の投手陣は大幅入れ替えか 野手ではチェイビスの去就が焦点
チェイビスはファンの心を掴んだが…(C)産経新聞社
大半の助っ人が入れ替わるかもしれない。
プロ野球の保留者名簿が11月28日に締め切られ、近日中に結果が公表される見込みだ。各球団で選手の契約締結、あるいは自由契約の発表がなされているが、中日の場合はどうだろうか。
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■投手:ウォルターズの退団は確定的、その他も残留微妙か
今季の外国人投手は支配下4名、育成1名の計5名が中日でプレー。その中でナッシュ・ウォルターズの自由契約が28日に発表されている。
ウォルターズは28歳の右腕で、今季から加入。米国での実績に乏しく「第三、第四の助っ人」扱いだったが、ファームで勝ちパターンの一角を担った。1軍では3試合に登板。中でも10月1日の巨人戦(東京ドーム)では3番手として、3イニングを無失点投球。5つの三振を奪い、来季への希望を示していた。それだけに、事実上のリリースは惜しいところだ。
そのほかの投手も残留するかどうか微妙なラインだ。
先発の柱として期待されたカイル・マラーは、チームで4番目に多い18試合に先発するも、4勝9敗、防御率3.54と思ったほどの数字を残せず。約1億9000万円を投じて獲得したジュニオル・マルテは、35試合登板で防御率1.95とまずまずの結果だったが、良い時と悪い時の内容に差があり過ぎた。来日3年目のウンベルト・メヒアは先発で力を発揮できず、後半戦から救援転向。一時は無失点投球を続けるも、起爆剤にはなりきれなかった。
現状の投手陣は先発・救援ともにやや心許ない陣容だが、より良い選手を獲りに行く選択肢はあるのではないか。






