“最強投手”スクーバル&スキーンズが双璧をなす最強先発ローテ完成 侍ジャパンからの覇権奪還に燃える米代表に死角なし
スクーバルとスキーンズ。球界を代表する投手が居並ぶ米代表の先発ローテは、まさに豪華絢爛だ(C)Getty Images
侍ジャパンに眼前で“世界一”の称号を持っていかれた米国代表が、覇権奪還に燃えている。
来年3月5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシックに向け、各国代表のメンバー選考が水面下で進む中、大々的に参戦者を公表し続けているのが、2大会ぶりの優勝を狙っている米国代表だ。
【動画】「まるで瞬間移動」米投球分析家も驚愕するスキーンズのスイーパーの映像
とりわけ投手陣の顔ぶれは圧巻だ。現地時間12月18日には、2年連続のサイ・ヤング賞投手であるタリク・スクーバル(タイガース)、そして同賞の投票で4位に入ったローガン・ウェブ(ジャイアンツ)が参戦を決断。これによって先発陣は以下のメンバーが居並ぶ形となった。
タリク・スクーバル
25年:31登板、13勝6敗、防御率2.21、241奪三振、WHIP0.89
ポール・スキーンズ(パイレーツ)
25年:32登板、10勝10敗、防御率1.97、216奪三振、WHIP0.95
ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)
25年:34登板、15勝11敗、防御率3.22、224奪三振、WHIP1.24
ジョー・ライアン
25年:31登板、13勝10敗、防御率3.42、194奪三振、WHIP1.04
ノーラン・マクリーン
25年:8登板、5勝1敗、防御率2.06、57奪三振、WHIP1.04
クレイ・ホームズ
25年:33登板、12勝8敗、防御率3.53、129奪三振、WHIP1.30
マシュー・ボイド
25年:31登板、14勝8敗、防御率3.21、154奪三振、WHIP1.09
いずれも好成績を収めている“エース級”ばかりだ。その中でも来年がFAイヤーとなるスクーバルが、大型契約獲得を前に、故障のリスクを冒して参戦を決意したのは、小さくない驚きを呼んでいる。





