「簡単じゃない」フィギュア界の“低レベル化論”に異論 露選手が母国で批判の米女王リウたちに持論「私はアミ・ナカイも好き」
今冬の五輪で異彩を放ったリウ。そのパフォーマンスはロシアで論争のタネとなった(C)Getty Images
今冬に開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪では、フィギュアスケートが小さくない話題を提供した。とりわけ上位争いがし烈を極めた女子シングルは、金メダリストとなったアリサ・リウ(米国)をはじめ、坂本花織、中井亜美、千葉百音の日本勢も世界的にクローズアップされた。
【写真】なんて美しい瞬間!世界に配信されたアリサ・リウと中井亜美の抱擁シーン
リウを筆頭に、選手たちの創造性に溢れたしなやかな演技が評価対象となり、各国で賛辞を集めた。その一方で“フィギュア大国”ロシアでは一部で不満。スポーツ専門メディア『Championat』は、「平凡な滑り、ジャンプの回転不足。今季のプロトコルを見れば、ほぼ毎大会で回転不足が付いている」と大技の少なかった競技のレベル低下を憂いた。
自由で、のびやかなスケーティングが声価を高めたリウに対しても「演技にオリンピック精神を感じさせるものはなかった」と断じた『Championat』。こうした意見の提唱は、大会後に複数メディアで見られた。
もっとも、何よりもフィギュア界の“今”を理解するものたちからは、五輪の檜舞台に上がった選手の技量を再評価する声が上がっている。ロシア・メディア『Sport24』のインタビューに応じた弱冠二十歳のロシア人スケーターであるアンナ・フロロワは、同世代のリウを「私は彼女に刺激を受けました」と正直に告白。そして、母国内で起きた低レベル化の意見に反発するように、持論を展開した。







