巨人、新人2投手の64年ぶり開幕2カード登板 阿部慎之助監督がいきなりの大勝負 2軍の若手投手に響くか
阿部監督の決断がチームを上昇気流に乗せるか(C)産経新聞社
いきなりの大勝負と言ってもよいでしょう。
就任3年目の阿部慎之助監督が率いる巨人です。今シーズンの開幕ローテーションが固まりつつあり、開幕戦となる3月27日の阪神戦(東京ドーム)では、ドラフト1位ルーキー左腕の竹丸和幸(鷺宮製作所)が球団の新人では64年ぶりに、開幕投手を務めることになりました。
さらには開幕3戦目の29日・阪神戦(東京ドーム)の先発にも、ドラフト3位ルーキー左腕の山城京平(亜細亜大)が抜擢。新人2投手が開幕2カード目までに登板するのは、1962年の城之内邦雄、柴田勲以来、64年ぶりとなったのです。
スポーツ紙のデスクが背景をこう解説します。
「メディアの中には『快挙』と報じている社もありますが、一概にそうとは言い切れない部分があります。確かに竹丸も山城もオープン戦は好調で、実力でローテを勝ち取りました。それは立派だし、即戦力左腕が補強ポイントである中、これだけのサウスポーをダブル獲りできたスカウトの戦略も、お見事だったと言えるでしょう」
そして、続けて言うのです。
「しかし、意地悪な見方をすれば、現有戦力が充実していれば、特に『開幕投手・竹丸』にはならなかったとも言えます。本来なら山崎伊織と戸郷翔征がWエースとしてカード頭を担うべき。ところが山崎が右肩のコンディション不良、戸郷が不調で2軍再調整となってしまった。期待されていた左の高卒7年目・井上温大や経験値に優れた赤星優志、2023年ドラフト1位の右腕の西舘勇陽や同年ドラフト2位左腕の森田駿哉らの名が開幕ローテにいないのは、やはり寂しいものです」








