「あまりにも日本と感覚が全然違う」悔いが残った今井達也の“出発点” 舞台裏で懸念を抱えていた怪腕が追求する理想【現地発】

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アストロズでのデビュー戦は打ち込まれた今井。その中で彼は着実に自身の修正ポイントを見出していた(C)Getty Images

「楽しみたいという気持ちだったんですけど…」

 今井達也(アストロズ)のメジャーデビューはほろ苦い登板となった。

 3月29日、本拠地ヒューストンでのエンゼルス戦で初先発したが、2回2/3で74球を投げ、被安打3、4四球、4奪三振、4失点で降板。試合はアストロズが9-7で競り勝ったものの、身内が10人くらい観戦にきていたという今井にとっては、晴れの舞台での残念な内容だった。

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「できれば5回ぐらいは投げたいとは思ったんですけど、初回と2回とちょっと球数増えてしまった。失点もありましたし、パフォーマンス的にはよくなかったので途中で交代という形になってしまいました。悔いが残るところではあります」

 オープン戦での今井は3試合に先発し、合計6イニングを無安打、無失点。さらに3Aチーム相手の練習試合も含めても4戦で無失点。その調整は順調に進んでいるように見えた。このシーズン初登板でも初回にマイク・トラウトから初三振を奪うなど2回までは0点に抑え、2回裏には4点を先制してもらっていた。初勝利は目前かと思えただけに、もちろん残念な思いは強かったに違いない。

 エンゼルス戦での乱調の原因は、シンプルに制球の乱れ。3回途中までに投げた74球中、ストライクは36球のみ。序盤は確かに無失点で切り抜けたものの、2四球を出した初回も3つのアウトを取るのに25球を要しており、この時点で長いイニングは難しいと思わされた。3回も2四球で走者を貯めたところで痛打されるなど、最後まで安定感を欠いた。

「楽しみたいという気持ちだったんですけど、多少日本とまた違った雰囲気で投げたのもあって久々に緊張したなという感じがあった。良くなかったというか、いつもと違う感じでマウンドに立っていたなという感じですね」

 試合後、今井は普段と違う緊張を抱いていたことを隠さなかった。それは理解できる。夢に見てきたメジャーでの初陣に完全なる平常心で臨めというのが無理な話。デビュー戦がゆえにナーバスになったのが乱調の主因であれば、この舞台に慣れさえすれば落ち着くはずで、それほど大騒ぎする必要はないはずだ。

 90マイル台後半の速球、切れ味鋭いスライダーといった持ち球の威力は、もちろんメジャーでも通用する水準にある。エンゼルス戦ではやや配球が単調になったきらいもあり、第3の球種にも磨きをかけなければいけないが、それも改善できるに違いない。

 しかし―――。1つ気になるのは、渡米以降の今井がマウンドの傾斜を気にし続けていること。29日の登板後もそれに改めて言及していたことは見逃せない。

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