マスターズ初優勝の松山英樹が刺激を受けてきた日本人メジャーリーガーとは
さまざまな条件が交錯し、可能性が混沌としてきた。今季絶好調のエンゼルス・大谷翔平と、昨季サイ・ヤング賞2位のツインズ・前田健太との対決の行方である。
両軍は16~18日(日本時間17~19日)まで、エンゼルスの本拠地アナハイムにて3連戦を予定。当初は前田が3戦目の18日に先発を予定していた。
大谷はオープン戦でつぶした右手中指のまめの影響で、次回登板予定が早くてもツインズ3連戦が始まる16日以降となっていた。
ファンの期待は前田VS打者・大谷、もしくは前田と投手・大谷の投げ合いも、とふくらんでいた。
ところが事態は12日に動いた。
ツインズは本拠のあるミネソタ州ミネアポリス近郊で11日に黒人男性が警察官に射殺された事件を受け、本拠地球場で予定していたレッドソックス戦を中止した。
ミネアポリスでは昨年5月、警察官による黒人男性暴行死事件が起き、全米で人種差別抗議デモが広がるきっかけとなっていた。
今回の事件現場を中心に大規模なデモや抗議活動が繰り広げられ、州知事は午後7時から午前6時までの外出禁止令が発令された。
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