LPGA女子ゴルフツアーの2大メジャー「全米女子オープン」「全英AIG女子オープン」畑岡奈紗、渋野日向子の意気込みコメント
世界最高峰の女子ゴルフツアー・LPGA2021シーズン、6月3日(木)~6日(日)に米・カリフォルニア州のオリンピック・クラブで開催される「全米女子オープン」、8月19(木)~22日(日)にスコットランドのカーヌスティ・ゴルフ・リンクスで開催される「全英AIG女子オープン」のメジャー2大会に出場する畑岡奈紗、渋野日向子から意気込みコメントが届いた。
畑岡奈紗、レクシー・トンプソン、コ・ジンヨン、ブルック・ヘンダーソン、キム・セヨン、渋野日向子 Getty Images
<全米女子オープン>
1946年に第1回大会が開催された現存する最古の女子メジャーであり、賞金総額も女子ゴルフトーナメントの世界最高額であることから、5大メジャーのなかで最も権威ある大会に位置付けられている。昨年大会では、渋野日向子が最終日に1打差の単独首位でスタートするが惜しくも4位でフィニッシュ、日本人初となるメジャー2勝目まであと一歩に迫った。また、ショットの調子に苦しんだ日本のエース・畑岡奈紗は、耐えるプレーで踏ん張り23位タイでフィニッシュ。渋野、畑岡ともに悔しい大会となったこともあり、2人の今季大会でのリベンジにも期待が高まる。
<全英AIG女子オープン>
1976年に創設され、2001年からメジャー大会に昇格。LPGAに組み込まれる以前の1984年大会では岡本綾子が優勝を飾ったことでも知られる。2019年大会では、渋野日向子が日本人選手として樋口久子以来、42年ぶり2人目の海外メジャー優勝を果たし、日本中が沸いたことは記憶に新しい。昨年はディフェンディング・チャンピオンとして連覇の偉業に臨むも、まさかの予選落ちを喫した。一方の畑岡奈紗は過去2大会の予選落ちから3度目の正直での決勝ラウンド進出を決めたが64位タイでフィニッシュ。両名ともに今季は力の入る大会となりそうだ。