「到着した時は不信感を抱かせたが」好調続く久保建英に地元メディアも賛辞!「彼はすでに皆を納得させた」
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今季、レアル・ソシエダの久保建英は充実のシーズンを送っている。ここまでリーグ戦で3ゴールながらも、チームの攻撃の核として存在感を放っており、プレー内容でも自身の特徴を存分に発揮。チームのリーグ3位という成績に大きく貢献している。
先月末にはカップ戦でバルセロナと、さらにリーグ上位同士の直接対決でレアル・マドリーという、古巣との連戦にも出場。いずれも白星には結びつかなかったものの、2試合とも相手のゴールを脅かす場面を演出した。特に、スコアレスドローに持ち込んだレアル戦では互角とも言える試合展開の中、決定機にも絡みながら、今季リーグ戦で初めて90分を通してピッチに立ち続けた。
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シーズン中盤を迎えた中での日本人ミッドフィールダーの好調ぶりには、レアル・ソシエダの地元メディアからも賛辞が贈られている。バスク州のニュースサイト『Noticias de Gipuzkoa』は2月2日、「レアル・ソシエダ、クボ、大活躍」というシンプルなタイトルの特集記事を配信。レアル・マドリー戦を中心に、久保のここまでのプレーを振り返っている。
記事の中では、昨年の久保加入時、さまざまな反応があったとして「日本人が到着した時には多くの不信感を抱かせたが、彼はすでに皆を納得させた」と現在のパフォーマンスを称えている。さらに前節のレアル・マドリー戦でのプレーにも「イマノル(アルグアシル)はクボに夢中だ。監督は、自分の2つのシステムに完璧にフィットする選手を見出したのだ」として、システム変更後も効果的な動きをみせていたことを指摘した。