「試合の勢いを作った」と侍OBも称賛!「一番・ヌートバー」は侍ジャパンの大きな武器に
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3月6日、侍ジャパンの強化試合・阪神戦が行われ、日の丸を背負い初めての試合となったラーズ・ヌートバーがさっそくそのポテンシャルを発揮した。
「一番・中堅」でスタメンで出場したヌートバーは、第一打席でいきなり結果を残すことに。先頭打者として打席に入ると、リラックスした様子もうかがわせ、3球連続ボールを選び、その後3-1となった5球目、阪神先発の才木浩人の投じた低めの速球をとらえると打球はセンター前へポトリと落ちた。
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この日のテレビ解説を勤めた元ヤクルトの古田敦也氏は「シュート気味に逃げていくボールだったんですけどしっかりと捕えた」と評価。
さらに3回の第二打席でも背番号23が鋭い当たりをみせる。初球から思い切りのいいスイングをみせたこの打席、3球目の変化球を綺麗にセンター前にはじき返し、侍ジャパンとして初打点となる先制点をもたらした。この後、大谷翔平の本塁打でホームに帰ったヌートバーは、興奮気味にチームメートとハイタッチしている。
初の侍ジャパンのゲームでは、バッティングのみならずベンチでも明るい表情を見せ、チームの得点時には大きなアクションで雰囲気を作り出していた。また、自身の出塁時にもベース上で両手を捻るポーズの「ペッパーミル」パフォーマンスをみせている。
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