侍ジャパンに完敗の韓国代表を母国メディアが厳しく批評「中国より多い13失点…」「反省が必要だ」
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侍ジャパンは3月10日、東京ドームで行なわれた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・韓国戦に13-4と快勝。先発のダルビッシュ有(36)が3回に3点を喫したものの、その裏に4点を奪って逆転すると、近藤健介(29)のソロ本塁打や6回の猛攻などし、圧倒的な大差で2連勝を飾った。
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一方、韓国は開幕2連敗。これを受け、「中国より多い13失点…151億エース、新人王、ホールド王もみんな、自分たちしかいないリーグの話だ」と批評記事を掲載したのは、韓国メディア『OSEN』だ。「9日のオーストラリア戦に続き、日本戦に敗れた韓国は2敗目を喫し、自力で準々決勝に進出するチャンスを失った」と結果を報じている。
さらに記事内では、左腕キム・グァンヒョンを先発として起用した監督の判断について、「序盤は戦略が当たったように見えた」と評価しながらも、「3対0とリードした3回から急激に力が落ちた」と記述。「以降、登板した投手陣もなかなか実力を発揮できなかった」と続けており、「日本の打線にあっけなく打ち負かされた」と落胆を隠さなかった。
また、 KBOのSSGランダースと4年151億ウォンで契約したキム・グァンヒョン、昨季の新人王チョン・チョルウォン、昨季のホールド王チョン・ウヨンらの名前を並べると、「日本戦を通じてKBOが彼らだけのリーグだと証明された」と厳しく指摘し、「中国のマウンドより5点も多く失点した韓国。反省が必要だ」と締め括られている。
3大会連続の1次ラウンド敗退が濃厚となった韓国だが、残りの試合で巻き返しは見られるだろうか。今後は、12日にチェコ、13日に中国と対戦する予定だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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