岡田阪神 今日こそマジック点灯へ!鍵を握る「チームの軸となる選手」
チームが誇るリードオフマンはすでにリーグトップの20盗塁も記録している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は勝てば優勝へのマジック「29」が点灯する、16日の広島戦(マツダスタジアム)に臨む。
先発は21日ぶりの登板となる大竹耕太郎。ここまでは14試合に登板し、7勝1敗、防御率1・89と首位を走るチームの大きな柱となってきた。体調不良により7月30日に登録抹消となって以来久々の登板が大一番となるが、持前の緩急をつけたピッチングで広島打線を封じられるかも注目となりそうだ。
【動画】10日の巨人戦では7回二死一塁、戸郷から勝ち越し2ランを放った近本、柔軟にチームを牽引している
また打線では好調な1、2番コンビに期待が高まる。リードオフマンの近本光司は前日15日の試合でも初回に大瀬良大地から中前打で出塁すると、中野拓夢の打席で悠々と二盗を決め、これでシーズン20盗塁を記録。新人から5年連続20盗塁をマークし、球団では吉田義男氏、赤星憲広氏に次ぐ3人目とレジェンドと肩を並べることになった。
またこの2人においてはチャンスメイクもこなしながら、ポイントゲッターにもなれる事が大きい。近本は8月10日の巨人戦(東京ドーム)では相手エースの戸郷翔征から勝ち越しの6号2ランを放った。中野も前日15日の試合で9回に1点差に迫る適時打をマークするなどシチュエーションによって、役割を柔軟に代えられることも高い評価を得ている。
チームを支えるリードオフマン、近本といえば、7月2日の試合で死球を受けて右肋骨骨折となり一時離脱したときはチームに衝撃も走った。