球団OBが語った阪神と巨人の「違い」 阿部新監督に求められるチーム作りとは
阿部新監督はどんなチームを作るのだろうか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は71勝70敗2分けで今季を終え、2年連続のBクラスとなる4位に沈んだ。2019年からチームを率いた原辰徳監督は責任を取って退任し、阿部慎之助新監督が就任することが決まった。
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今季は秋広優人、門脇誠、山崎伊織らの若手選手が台頭したものの、リーグ優勝を果たした阪神とは大きく差を離されてしまった。来季のV奪回に向けて、阿部新監督はどのようにチームを改革していくのだろうか。
2020年以降リーグ優勝から遠ざかっているチームだが、球団OBが常勝軍団復活に向けたチームづくりを提言した。元巨人の投手で通算159勝を誇る“ミスターパーフェクト”こと槙原寛己氏が、同じく元巨人OBの岡崎郁氏のYouTubeチャンネル「アスリートアカデミア」に出演。来季の巨人について言及した。
槙原氏は今季リーグ優勝を果たした阪神と巨人の違いについて「阪神が巨人と圧倒的に違うのは若さですよね。ドラフト1位で獲ってきた選手が戦力になっている。今までの巨人のやり方を否定するわけではないけれど、巨人が常勝を狙うときは若い世代なんです。多分阪神は来年も強いですし、広島が3連覇したときもみんな若かった」と分析。今季の阪神は20代の選手がスタメンに名を連ね、投手陣でも村上頌樹や大竹耕太郎らがチームを支えた。