逆転勝利のベトナム戦、ブラジルメディアの最高評価は南野拓実「キーパーソンになれることを証明した」【アジア杯】
2ゴール1アシストと結果を出した南野。日本を窮地から救った(C)Getty Images
1月14日、アジアカップカタール2023で日本代表はベトナム代表との初戦を迎えた。試合は前半にベトナムが2-1とリードを奪うという予想外の展開となるも、そこから日本が南野拓実、中村敬斗のゴールで逆転に成功し、さらに上田綺世の追加点を挙げ、4‐2で大会初戦を飾った。
【動画】2ゴール1アシストと南野拓実が奮闘!日本に歓喜をもたらした先制ゴールのシーン
対外試合で10連勝中と勢いに乗っており、優勝候補にも位置付けられている日本は、ベトナムに2点を許すも冷静な試合運びを維持、得点を重ね白星スタートにつなげた。そして、この日の日本では、先制ゴールを含め2ゴールを挙げた南野の存在感が光っていた。
前半11分、味方のシュートの跳ね返りをダイレクトで押し込んで先制点をもたらすと、1点ビハインドとなった前半45分には、相手ゴール前で遠藤航からのパスを収め冷静にゴール右隅へ流し込んだ。いずれも、絶妙なポジショニング、そして高いシュートスキルから得点が生まれている。また、前半アディショナルタイムには中村のゴールをお膳立てするなど、3ゴールに絡む活躍をみせた。
大会の最初のゲームで、久々に日本が相手を追うシチュエーションとなった中、そのパフォーマンスで勝利を呼び込んだ南野。2ゴール1アシストを記録したこの日のプレーには、海外メディアも高い評価を送っている。