【巨人】見えた、2024年版「勝利の方程式」!浮上する「2ウェイ方式」とは

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 一方で昨年もリーグワーストの救援防御率3・81とブルペン運用に悩まされたチームでは当然、二の矢、三の矢もありそうだ。ここまでオープン戦では先の台湾遠征でも好投、無失点リレーを続けるポスト守護神候補ともされたプロ5年目右腕の堀田賢慎、阪神でも守護神経験を持つカイル・ケラー、剛速球で知られるアルベルト・バルドナード、育成から支配下となった150キロ右腕の京本真などが好調な様子を見せている。

 充実した布陣を背景に浮上するのが救援陣の「2ウェイ方式」だ。すでに指揮官はリリーバーに関してもイニングをしっかり任せるなど、壊れない投手起用を目指す中で、少しでも状態が落ちてきた投手がいたら、早めにファームに落として調整させ、勝利の方程式を再構築するということも出てきそうだ。

 その場合の欠員を埋める人材としてケラー、バルドナード、堀田など力のあるリリーバーが待機していることで、柔軟なブルペン運用も可能となる。

 2年連続4位からのV奪回を目指すチームにおいては、持てる力を結集しての「全員野球」もキーワードとなっている。果たして近年の課題とされた救援不安をいかに解消していくか。新指揮官にとっても腕の見せどころとなりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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