「6位岩崎優」は大ヒット! 2013年の勝ち組は阪神と広島 ドラフト、“10年後の答え合わせ”【セ・リーグ編】
続いて、広島のドラフトについてもこう称えるのです。
「大瀬良は今季こそ6勝にとどまりましたが、10年間で81勝と文句のない数字です。九里も10年間で64勝。2017年からは毎年100イニング以上投げ、今年も174イニングを投げて8勝を挙げた。息の長さはお見事です。3位の田中も『タナキクマル』で一時代を築き、黄金期に貢献した。今年も111試合に出場し、円熟味あふれるプレーでマツダを沸かせています。外れのない、ドラフト巧者ならではの指名だったと言えるでしょう」
最後に、巨人はこの年、下記のような指名でした。
1位 小林誠司捕手(日本生命)
2位 和田恋内野手(高知)
3位 田口麗斗投手(広島新庄)
4位 奥村展征内野手(日大山形)
5位 平良拳太郎投手(北山)
小林以外は全員他球団に転出……。これもまた、10年間という年月の長さを実感します。
「田口も奥村も平良も、移籍先で奮闘しました。そういう意味ではスカウトに見る目はあったと言えるでしょうね」(前述のデスク)
生き残った男たちは堂々の「10年選手」。さらなる活躍を期待せずにはいられません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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