「2022巨人打線の最大の失敗は・・・」身内も認めた致命的な「欠陥」とは
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今季は4位と5年ぶりのBクラスに沈んだ巨人で敗因分析が進められている。20本塁打をマークした選手が5人(中田、丸、岡本和、ウォーカー、ポランコ)出ながら、つながりに欠き、最終的には4位に終わった。
チームが浮上できなかった要因はどこにあるのか。その点を今季は外野守備走塁コーチとして三塁ベースコーチも務め、来季から打撃コーチに転任となった亀井コーチはこう語っている。
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共に打撃部門を担うことになった大久保博元打撃チーフコーチの公式YouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」に出演した亀井コーチは今季の打線を振り返り「なかなかホームラン待ちなところがあって」「なかなか機動力が使えなかった」と重量打線があだになったと認める。
チームの欠点としては「やっぱり主力が我が強いので、自分が決めてやるみたいな」「いいピッチャーきたらお手上げのようなところがあった」と語る。
その上で理想とする打線については「やはり足を使いたい」ときっぱり。自身が主力として活躍しチームも日本一に輝いた2009年の打線を振り返る場面も。当時は1番の坂本から始まり、松本哲也、小笠原、ラミレス、亀井、谷、阿部、脇谷など誰もがホームランを打つ力がありながら「僕でもセーフティ(バント)もしていましたし」と、足や小技をからめた柔軟な攻撃ができていたことで「つながる打線」になっていたという。