勝みなみ、西村優菜らが挑む米ツアーへの登竜門!来シーズンの出場権を懸けた運命の決戦へ 日本勢の大会直前インタビュー
(写真左より)勝みなみ、西村優菜/Getty Images
昨年、渋野日向子と古江彩佳が挑み、みごと出場権を獲得した米ツアーへの登竜門。今年は、日本から勝みなみ、西村優菜、識西諭里の3人が参加する。
勝みなみは、日本一を決める日本女子オープンを2021年、2022年と連覇し、2023年はいよいよ世界に目を向ける。いわゆる“黄金世代”(1998年度生まれ)の代名詞的存在であり、同世代の畑岡奈紗、渋野らを追う形で米ツアー出場権獲得を目指す。
また、2020年にプロ入りした西村優菜は、デビュー後3年間で国内ツアー6勝(11月7日時点)という成績を残した。こちらはいわゆる“プラチナ世代”(2000年度生まれ)の代表選手で、やはり同世代の古江を追う形での挑戦となる。
2人は世界ランキング上位75名の資格により、ステージ1、2の予選会(Qスクール)は免除、最終予選会からの出場。識西諭里はQスクールを通過し、最終予選会への切符をつかんだ。
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勝みなみ
(C)Getty Images
Q.LPGAツアーに参戦しようと思った理由を教えてください
「最初のほうはQTを受ける意思はなかったんですけど、2020年に試合がずっとなくてトレーニングをやろうと決めた年で、結構やっていたら飛距離が20ヤード近く伸びて。一緒に回っている選手よりも前に飛ぶことが多くなったので、これだったらアメリカに行っても通用するかもしれない、と思ってチャレンジしたい気持ちになりました」
Q.今回の最終予選会に向けて準備してきた事はありますか?
「やっぱり体力勝負だと思うので、トレーニングはその分積んできたというのはありますし、あとはアプローチパター。グリーンもちょっと小さめというか遅かったりするので。グリーン周りは結構練習できたかなと思います」
Q.2週間にわたって長いマラソンみたいな感じですが、どの辺がキーポイントになりそうですか?
「一番は諦めないことかなと思います。メンタルが一番だと思うので、もし1日うまくいかなかったとしても、あと何日あるとかそういった気持ちの切り替えがうまくできれば、何とか予選を通過できるのかなと思うので、気持ちだけ強く持って頑張りたいと思います」
Q.普通の試合とはちょっと違う独特な雰囲気だと思いますが、その辺はどうですか?
「まだ始まっていないので雰囲気はわからないですが、とりあえずいつもの試合のような感覚で頑張りたいと思います」
Q.最後に今週に向けて一言お願いします!
「せっかくアメリカまで来たので楽しんで、悔いの残らないように頑張りたいと思います」
西村優菜
(C)Getty Images
Q.まずLPGAツアーに挑戦しようと思った理由を教えてください
「今年海外メジャーにいくつか出場させてもらったのがきっかけです。やっぱりグリーン周りとかコースの雰囲気が会場によって全然違いますし、自分に足らないところがたくさんあったので、引き出しを増やしてもっともっとレベルアップをしたいなという思いが強くなって、それで挑戦を決意しました」
Q.短期間で準備する時間も少ない中、今週行われる2コースはどうですか?
「どちらのコースも結構フェアウェイがソフトでキャリーで止まってしまうので、そういう意味ですごく距離が長くて。練習ラウンドしていても7番ウッド以上を持つ回数がすごく多いので結構タフになってくるんですけど、そこをどうマネジメントでカバーできるかが大事だと思います」
Q.今回、来るにあたって準備してきた部分などはありますか?
「海外メジャーに挑戦した後も、自分の中でリカバリー率を上げることを一つの目標にしながらやっていたので、距離が長い所でもグリーンに乗らなくても、そこからしっかりリカバリーできればいいかなと思います」
Q.2週間にわたる長いマラソンみたいな感じですが、どのあたりがキーポイントになりますか?
「まず自分の目標が毎日アンダーパーで回ることなので、長い戦いで体力的にもタフですけど、コツコツと伸ばしていければいいところに行くのかなと。なので本当にボギーを打たないマネジメントをして、1日1日少しずつでも伸ばして行けたらいいなと思います」
Q.今週に向けて一言お願いします!
「本当にタフですが自分のマネジメントをしっかりして、自分の出せる力を全て出してみたいなと思います」