絶景の難コースを制するのは誰だ！？メジャー第４戦「エビアン・チャンピオンシップ」畑岡、渋野ら日本勢の大会直前インタビュー
（左から時計回り）コ・ジンヨン、レクシー・トンプソン、リディア・コ、古江彩佳、渋野日向子、畑岡奈紗、笹生優花／Getty Images
メジャー大会の第4戦。2020年は開催中止となったエビアン・チャンピオンシップから2021年に名称が変更となった。レマン湖を見下ろしアルプスの山々に囲まれた景勝地に立地するコースは、2013年のメジャー昇格時に大規模な改修が行なわれた。グリーンのすぐ手前まで池を配置、急勾配のマウンドが整えられるなど、選手たちには緻密な計算とマネージメント力が要求される。
メジャー大会に昇格前の2009年、2011年は宮里藍が優勝、2021年は古江彩佳が4位と日本勢の活躍も目立つ本大会。今年はエースの畑岡奈紗を筆頭に、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子、西郷真央、西村優菜に加え、アマチュアの橋本美月の総勢7名が出場を予定。大一番を控えるなか、インタビューを行なった。
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畑岡奈紗
(C)Getty Images
Q. 前回の大会からはどのように過ごしましたか?
「3週間オフでしたが、一度日本に戻ってリフレッシュしてきました」
Q. 今回に向けてクラブセッティングを変えたり、準備してきた部分はありますか?
「今週は思っていたほどフェアウェイが硬くないので、いつも通りのセッティングになると思います。来週以降はリンクスのコースでフェアウェイも硬くなってくると思うので、またそこでセッティングをしっかり決められたらなと思います」
Q. エビアンは2019年以来3年ぶりですが、改めて帰ってきて会場の雰囲気はどうですか?
「すごく景色は綺麗なんですが、コースはすごく難しい印象があります。特にグリーンに打っていくショットで、ピンのボールポジションと傾斜をしっかり読んで、良いところからパッティングをして打てるようにしたいと思います」
Q. 今取り組んでいるスイング感覚の調整についてはいかがですか?
「まだ長いクラブになるとクラブがフラットに上がってしまって、インパクトで煽るような形になってくる時もあるんですけど、アイアンに関してはすごく良くなってきました。ですので、アイアンの流れでウッド系も打てるようになっていったらなと思います」
Q. これからヨーロッパシリーズが3連戦で大きな大会も続きますが、今週はどのような戦いをしたいですか?
「メジャーが続きますが今年最後の2大会なので、しっかり自分らしいゴルフできたらなと思います」
笹生優花
(C)Getty Images
Q. KPMG（全米女子プロゴルフ選手権）から約1カ月ほど空きましたが、どのように過ごしましたか？
「休んでいたのでリフレッシュできました」
Q. エビアンは初出場ですが、コースの印象や大会の雰囲気などはどうですか？
「ゴルフ場はすごく綺麗だと思いますし、レベルも高いので色々と学んでいきたいなと思います」
Q. プロアマでいいスコアが出たと聞きましたが、コンディションの方はどうですか？
「一緒に回ったアマの方がすごく上手だったので、それが結果に繋がったんじゃないかなと思います」
Q. メジャーがこの後も立て続けに続きますが、この3週間はどのような形でプレーしたいですか？
「楽しんでいいゴルフができるように頑張りたいと思います」
古江彩佳
(C)Getty Images
Q. このヨーロピアンシリーズに向けてクラブセッティングを変えたり取り組んできた部分はありますか？
「北海道の試合に出た時に新しいドライバーを試したら結構良かったので、そっちにチェンジしました」
Q. 去年はこのコースで単独4位という素晴らしい成績でしたが、改めてコースに帰ってきてどうですか？
「よく4位で上がれたなと今は感じています」
Q. 今週上位争いに加わるには、どの辺りがキーポイントになってくると感じますか？
「インポジション、フェアウェイにしっかり置いても、フェアウェイでも狙えない所とかもたまにあるので、そこをマネージメントしながらパーオンして、バーディーチャンスについた時でも、しっかり決めていけたらいいなと思います」
Q. では今週の意気込みをお願いします！
「楽しんで自分のプレーが出来るように、まずは予選通過を目指して頑張りたいと思います」
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