記者投票でなくてもよいのに…プロ野球ベストナイン選定になぜモヤモヤが残るのか

タグ: , , 2023/11/28

今季21試合の出場にとどまった小林にも1票が入った(C)CoCoKARAnext

 本来ならシーズンを盛り上げた選手たちを祝う一日のはずなのに、なぜこんなにモヤモヤが残るのでしょうか。

 11月27日、セ・リーグとパ・リーグのベストナインが発表されました。18年ぶりにリーグ優勝を成し遂げた阪神からは3人、リーグ3連覇のオリックスからは5人が選出されるなど、午後5時にパのDHを含めた19人が発表されると、SNS上では祝福の声があふれました。

【関連記事】巨人担当記者が「間違いなく大きなチャンス」と断言する理由とは?真価が問われる小林誠司の2024年はどうなる





 その一方で、「納得いかない」との声も多く散見されました。

 オリックス・山本由伸の満票を拒んだ「オリックス・平野佳寿」への1票は、一体誰が投じたのか-。

 セ・リーグの捕手ベストナインに、今季21試合の出場にとどまった「巨人・小林誠司」へ1票入ったのは、どういうことなのか-。

 ハイレベルなプレーヤーが名を連ねるパ・リーグの外野手に、「オリックス・茶野篤政」へと1票が投じられた背景は何なのか-。

 スポーツ紙のデスクは溜息をついて言います。

「ベストナインは全国の新聞社、通信社、放送各社のプロ野球取材経験5年以上の記者による投票で決まります。意外に思われるかもしれませんが、記名投票です。誰が誰に投票したかは、内部の人なら分かるでしょう。記者なら誰しも、初めての投票となった時には『ついに俺も』と襟を正して、心からの敬意をもって選んだはずです。書かれた選手には全く非はないですが、毎年疑問を抱く投票があるのが実情です」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム