記者投票でなくてもよいのに…プロ野球ベストナイン選定になぜモヤモヤが残るのか
そして、こう続けるのです。
「理解頂きたいのは、ほとんどの記者は選手への敬意を込めてベストナインを選んでいます。しかし、投票結果ではどうしても一部の『愉快犯』が目立ち、我々の仕事自体に否定的な声が渦巻いてしまう。情けないことです。記名投票なのですから、NPBのホームページに、誰が誰に投票したのかを全て公開するのも一つの手だと思います。報じる側も『見られている』という自覚を持つべきです」
SNS上に多く見られるのは「こんな酷い投票をするなら、記者投票でなくてもよいのに」との声。メディア側は厳しい批判に晒されていることを自覚しなくてはいけません。
少数意見が悪いとは言いませんが、その選手に投じるなら、相当の根拠や理由があるはず。ベストナインの投票権という重責を担うからには、それを表明することは記者の義務であるとも言えるでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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