巨人は宗山塁でショート問題を解決? ドラフトまで1か月半、各球団の1位候補を予想【セ・リーグ編】

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■ヤクルトはチーム事情から中村?

 CS圏内に喰らいつくDeNAは、今季も持ち前の攻撃力が健在。投手を含む守備面がやや心もとないことから、ディフェンスを重視した選手を獲りに行きそうだ。そこで考えられるのが、大学ナンバーワン左腕・金丸夢斗(関西大)。かつての今永昇太、現在の東克樹と続く左腕エースの系譜を継ぎたい。ここも遊撃が定まっていないため宗山の指名も想定されるが、直近2年間で野手を1位指名しており、少し考えにくいところはある。

 中日は立浪和義監督3年目で勝負に挑んだものの、低迷を脱せずにいる。若手野手は少しずつ芽が出ている一方で、投手は特に先発でベテランの稼働が多くなっている。となると、競合覚悟で金丸を獲りに行くのがセオリーではないか。金丸は体調さえ良ければ1年目からローテに入れそうで、将来は髙橋宏斗と左右の2枚看板を望める。

 ヤクルトは2年連続リーグ優勝から一転、昨季に続いて最下位争いに甘んじている。ひとえに投手陣の層の薄さが要因で、失点数と防御率はともにリーグワーストの数字だ。そこでまずは即戦力投手を指名して、ピッチングスタッフを少しでも底上げさせたい。候補として考えられるのは中村優斗(愛知工業大)だ。先発タイプの金丸よりも先発・リリーフ両方の適性が見られる中村の方が、チーム事情によって配置をしやすいのではないか。

■セ・リーグ各球団の1位入札予想(9月14日時点)
・巨人:宗山塁(明治大・遊撃手)
・阪神:宗山塁(明治大・遊撃手)
・広島:西川史礁(青山学院大・外野手)
・DeNA:金丸夢斗(関西大・投手)
・中日:金丸夢斗(関西大・投手)
・ヤクルト:中村優斗(愛知工業大・投手)





[文:尾張はじめ]

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