今秋ドラフトは「大学四天王」に注目! 青学大・西川史礁が人気急上昇の理由
「4人はいずれも3月の侍ジャパン強化試合・欧州代表戦に選出されました。宗山選手は直前のオープン戦で死球を受け、右肩甲骨を骨折した影響で試合には出られませんでしたが、3選手はプロのトップレベルと交じってもひけを取らないパフォーマンスを見せ、スカウト陣からの高い評価を確かなものとしています」(前述のスカウト)
左打ちのショートに右の強打者、左右の本格派…と「キャラがかぶらない」ため、秋のチーム事情によってどの選手を1位で行くのか、戦略は変わってくるかもしれません。
「宗山選手は今春リーグ戦の初戦となる4月20日の東大戦でケガから復帰し、元気な姿を見せています。『獲得した球団は10年から15年、ショートを任せられる』と言われるなど、攻守共にハイレベルの選手。甘いマスクに人間性も抜群で、どの球団も欲しい選手なのは間違いない。人気急上昇なのが西川選手です。右打ちのパワーヒッターは稀少ですから。仮に巨人は岡本和真選手がメジャー挑戦の意向を持っているとすれば、後釜としては最適です。先発完投型のサウスポー・金丸、守護神になりえる中村と、現場からすれば喉から手が出るほど欲しい選手でしょう。我々は伸びしろも含め、しっかり調査する必要があります」(前述の在京スカウト)
一方で高校生のドラフト候補は春から夏にかけて一気に『化ける』可能性を秘めており、その見極めも必要になってきます。
実りの秋。どの候補に何球団が集中するのか、今から楽しみでなりません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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