ドラフトの最強勝ち組は「井上中日」!即戦力左腕のW補強で高まる「V字回復」への期待
3位以下の指名も近年にない「最強ドラフト」だったと、前述の記者は続けます。
「3位の桐光学園・森駿太は高校通算48発とパンチ力も十分の大型内野手。育成1位の宮崎商・中村奈一輝もショートとして素材の良さは申し分なく、育成まで残っていたのが不思議なぐらい。この二人はファームからじっくり育てて、数年後を楽しみにしたいところです。4位の日本生命・石伊雄太は社会人屈指のキャッチャー。加藤匠馬、木下拓哉、宇佐見真吾らとの正捕手争いにも参戦してくることでしょう。5位、6位の下位で伸びしろ十分な素材型の投手を左(北照・高橋幸佑)、右(聖カタリナ学園・有馬恵斗)と揃えられたのも大きい。V字回復の下地は整ったと思いますよ」
井上監督は高卒の投手として入団し、野手へのコンバートも経験したたたき上げ。人望の高さは言うまでもありません。
有望なルーキーによって活性化され、明るいチームに変貌を遂げることができるのか。2025年シーズンの開幕が、待ちきれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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